北榮興業株式会社

BUSINESS

事業内容

MAIN BUSINESS

主な事業内容

図面受領設計作業

顧客より図面を受け取り工場内で加工できる図面を作成します。
昔は手書きしていましたが、今はCADソフトを作って作図します。
工場で材料を切断したり溶接して組立てるための加工用の図面や、工事現場で建物を建てるための図面を作成します。
作成が終わったら顧客の承認を得ます。

材料入荷

図面から材料を拾い出し、発注。
材料を工場に納入します。
材料のサイズ、規格等細かい指示をしながら発注します。
市内に在庫がある材料から、メーカーで製作する材料までさまざまです。
在庫がある場合は1日~2日で納入できますが、特殊な仕様の材料等メーカーで作らなければいけない材料の場合は、納入までに半年かかることもあります。
H形の鋼材や、角形の鋼管、丸形の鋼管等いろいろな種類の鋼材があります。
これらの材料は建物を支える大事な柱や梁になります。
鋼材は人が持てるような重さではありません。
荷降ろし等はすべてクレーンを使います。
クレーンの操作等は講習を受けて操作することになりますが、そんなに難しいものではありません。

1次加工

鋼材(H形鋼、角形鋼管等)を設計図どおりに加工します。
1次加工では、鋼材の切断、穴あけ、曲げ加工などが行われます。
機械オペレーターは図面を元に機械に入力を行い、鋼材をセットして加工していきます。
図面の間違いがあると間違ったまま切ったり穴をあけたりしてしまうので、注意が必要です。

組立加工

1次加工で下準備した材料を組み合わせます。
組立てる際の精度が悪いと後々影響が出てきます。
しっかりと図面を確認しながら作業をしていきます。
図面通りに組み合わせたら、組立のための溶接をします。

組立検査(中間検査)

図面通りに製品が作られているか検査をします。
寸法があっているか、本溶接前の材料の開先角度があっているかどうか、鋼材の材質や規格があっているかどうか等チェックし、間違いがなければ次の工程に進めます。
もし間違っているものがあれば手直し、修正後、再度チェックし、次の工程にすすめることになります。

本溶接

組立検査の後、仕掛品を接合、溶接します。
溶接に関しては資格者による手溶接、ロボット溶接等により製品を溶接していきます。
資格を取るのは難しいかもしれませんが、チャレンジしてみる事をおすすめします。
ロボットで溶接をする際にもオペレーターに必要な資格があったりします。
最近では女性の溶接工も増えてきています。
男性だけの仕事ではありません。

製品検査(完成検査)

溶接後の製品を仕上げ、溶接部の外観や穴あけの後のバリ取り等を行った後、製品検査を行います。
出来上がった製品が要求品質を満たしているかどうか検査をします。
この際、寸法、外観、溶接部の検査等受注先や施主と共に立ち会い検査をします。

塗装作業

製品検査の後、製品に塗装が必要な場合は塗装作業を行います。
季節によっては塗装が乾きにくい時期もあり大変です。
きちんと乾かないまま出荷することはできないので、乾く時間を計算しながら製品を作らないと、納期に間に合わないということが起こる可能性もあります。

現場搬入

製品検査後、完成した製品をトレーラーに積み込んで出荷し、現場に搬入します。
この骨組みのひとつひとつがただの鉄だったものにみんなで手を加え、組み上げると建物の姿が見えてきます。
ものづくりはいろいろな人が力を合わせることで成り立つチームプレーのしごとです。